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研究会等案内

Piagetを原典で読む会

文字通り、Piagetの原典をフランス語で講読する会です。ピアジェ理論を本気で 勉強しようとする場合、最初の障害となるのがフランス語です。ピアジェの研究は すべてフランス語で書かれているからです(英語でしか出版されていないピアジェの 論文もありますが、もともとはフランス語で書かれたものを誰かが英語に翻訳した ものです)。特に、現在心理系大学院の入学試験には英語文献さえ読めれば十分で、 第二外国語は必要とされないだけに、仏語原典からピアジェを学ぶことが非常に 難しくなっています。「Piagetを原典で読む会」は、若手の研究者、研究者を 目指す院生に、ピアジェの原典をフランス語で読むことを通して、仏語原典から ピアジェを学ぶ機会を提供しようとするものです。2007、2008年度休止していましたが、 ホームページ立ち上げを契機に2009年4月より再開しました。2010年度は下記文献 を講読します。

 この会は、早稲田大学に所属しているかどうかとは無関係に、どなたでも 参加することができます。認知発達の研究者を目指す方、ピアジェに関心の ある方、フランス語で研究文献が読めるようになりたい方の参加を期待しています。

■講読文献:Piaget;Le developpement, chez l'enfant, de l'idee de patrie et des relations avec l'etranger In: Bulletin international des sciences sociales.
■場所:早稲田大学早稲田大学キャンパス14号館926号室(中垣研究室)
■日時:初回4月22日(木)pm6 :00〜7:30これより隔週に実施の予定